ウエスタンリバー鉄道

ウエスタンリバー鉄道

本物の蒸気機関車でアドベンチャーランド、クリッターカントリー、ウエスタンランドを一周。

定員 1台144名
所要時間 約15分
人気度 ☆☆

乳児、お年寄りでも楽しめる

蒸気機関車でアドベンチャーランド、クリッターカントリー、ウエスタンランドを一周します。
密林から姿を現す動物たちや蒸気船マークトウェイン号が行き来するアメリカ河を蒸気機関車の車窓で楽しめます。
西部開拓時代の町を抜けて、さらに恐竜のすむ太古の世界へとタイムスリップします。

ウエスタンリバー鉄道の最大の魅力は、0歳児などの乳児、幼児、小学生、中学生、大人、お年寄り等、世代を問わず楽しめるアトラクションということです。



乳児、幼児、子供、大人、お年寄り、誰でも楽しめることから子連れ3世代旅行の場合、ぜひ乗りたいアトラクションとなります。
ただし、ドアも窓もないので、夏暑く、冬寒いということを覚悟してくださいね。


ウエスタンリバー鉄道の車内様子

右側に座る方が見応えあり

ジャングルクルーズの外側をまわって、アメリカ河の外を通って、ビッグサンダーマウンテンの脇から トンネルに入る鉄道である。
最後は恐竜世界に入る。 恐竜が出てくるのは、右なので、もし恐竜を見るのであれば、 席の右側に座るのがいいでしょう。
全体的に右側に、見ごたえのある景色が多いような感じです。
出来るのであれば、1回目の乗車は右側をお勧めします。
一応、案内放送があって、インディアンの挨拶やら、開拓者の家が燃えてることや、スプラッシュマウンテンの解説などもしてくれる。
ただし、鉄道で走るだけなので、感動や驚きというものはないので、過大な期待は禁物です。
しかし、個人的には、幅広い人が楽しめるのでおすすめです!
特に、男児は鉄道好きが多いのでおすすめ!


鹿や馬など、動物がところどころで観ることが出来ます。


この小動物は何でしょうか!?


テントに住むインディアン!?を観ることが出来ます。
子供がこっちに手をふってくれます。
奥では、老人が子供に火のおこし方を教えています。

蒸気機関車は4種類

ウエスタンリバー鉄道で活躍する蒸気機関車が、実は4台あるってしってました?
しかし、実際の運用は混雑時に最大3台で1台は倉庫で待機しています。
空いている時間帯は1~2台で運用してます。

コロラド号(赤色)
名称はアメリカ南西部に流れる「コロラド川」が由来。
車体番号は「53」。
ヘッドライトには雄ジカが描かれています。
車体前面に車体番号「53」のプレートを付けていて、炭水車の側面にも大きな文字で車体番号の「No.53」が書かれているのが特徴です。



リオ・グランデ号(オレンジ色)

名称はアメリカに流れる「リオ・グランデ川」が由来。
車体番号は「25」。
ヘッドライトにはグリズリーベアが描かれている。



ミズーリ号(緑色)

名称はアメリカに流れる「ミズーリ川」が由来。
車体番号は「28」。
ヘッドライトには滝の絵が描かれている。



ミシシッピ号 (青色)
名称はアメリカ中央部を横断する「ミシシッピ川」が由来。
車体番号は「20」。
ヘッドライトの形が他の3台と違い円筒形で、バッファローがが描かれています。
東京ディズニーランドの開園当初は、稼動していた列車は「ミズーリ号」、「リオ・グランデ号」、「コロラド号」だけでしたが、 1991年から新しく「ミシシッピ号」が追加で導入されました。



本物の蒸気機関車

ウエスタンリバー鉄道は、実は本格的な蒸気機関車です。
灯油を燃料として、お湯を沸かすことで発生した蒸気を動力にして走らせています。
アトラクションを一周するのに必要な水の量は、約2000リットルです。

炭水車が最前列と操縦席の間にあるため、 給水塔から、炭水車に給水する場面は、運良く最前列付近に並べたら、出発前に見ることができます。

この給水作業をするメンテナンスキャストになるためには、ボイラー技士2級の免許が必要です。



メンテナンスキャスト

メンテナンスキャストというお仕事は、さきほどの蒸気機関車に給水するなどの車両メンテナンスのほか、運転もしちゃいます。
そんなメンテナンスキャストは、青いシャツに縦ジマのつなぎのコスチュームです。

じつは、このメンテナンスキャスト自体、設定されたモデルの人物が存在します。

アメリカに実在した「ケイシー・ジョーンズ」というイリノイ・セントラル鉄道に所属していた蒸気機関車の機関士です。
ケイシー・ジョーンズは、立ち往生していた貨物列車に衝突した際、多くの乗客を守るため、 衝突を回避しようと、自らの命を犠牲にしたことが、ヒーローとして語り継がれています。

1950年には、ケイシー・ジョーンズを主人公にしたディズニーが短編アニメ映画「勇敢な機関士」を制作した。
このケイシー・ジョーンズがメンテナンスキャストのモデルであり、コスチュームもケイシー・ジョーンズをイメージしているんだそうです。



止まらない駅が存在する

ウエスタンリバー鉄道は、アドベンチャーランドにある駅を出発すると、 クリッターカントリー、ウエスタンランドを通過して、一度も停車せずに、そのまま乗った駅に戻ってきます。

しかし、通過する駅が実は2つあることをご存じですか?

一つ目は、「スティルウォーター・ジャンクション」という名前の駅で、 出発したらすぐに右手に見えてきます。(下写真)
これは、車内の解説アナウンスで説明があるので知っている人も多いでしょう。
この駅には、アメリカの軽便鉄道の本物のカブース(車掌車)や、鉱山用トロッコや、木製の給水塔があったりします。



二つ目は、「ダスティベンド・デポッド」という名前の駅です。
ビックサンダーマウンテンのとなりにあり、車内のアナウンスにはないので知らない人も多いのではないでしょうか。
この駅は、ビックサンダーマウンテンで発掘された貴重な鉱物を運ぶための駅だったのではないかと思われます。
ビッグサンダーマウンテンが、がっつり見える手前の右手に見えてきます。
キャンプウッドチャックチキンの裏側にあたる場所になります。
(下写真は、列車の最後尾から後ろにカメラを向けているので左に見えますが、実際は進行方向右に見えます。)


謎の踏切

ウエスタンリバー鉄道に乗っていると踏切がある場所に遭遇します。
出発してすぐに登場する停車しない駅「スティルウォーター・ジャンクション」が右手に見えてきますが、 その手前の左手を見ると、目立たない踏切があるのが分かります。
車内アナウンスされることもあり、駅がある右手にゲストの視線がいくので、左側にある踏切に気付かない人が多いと思います。

踏切の両側の道路は実際にバックステージへの運搬用の道路として使用されており、この踏切を実際に道路が横断しています。
列車が通過する時は、運搬用車両はゲストから見えない場所に一時停止しているので、ゲストが見ることはありません。
この道路の先には、ポリネシアンテラス・レストランの管理通用口があります。


車内アナウンスの声

ウエスタンリバー鉄道では走行中に、見どころなどを、車内アナウンスでいろいろ紹介してくれます。
この声、どこかで聞いたことあると思いませんか?

実は、青野武さんという方が担当しています。
今は、お亡くなりになっていますが、今でもアナウンスは青野さんバージョンです。

青野武さんといえば、ちびまるこちゃんのおじいちゃん「さくら友蔵」の声として有名です。
きかんしゃトーマスの「トップハム・ハット卿」の声、ドラゴンボールの「ピッコロ大魔王」でもおなじみです。
また、バックトゥザフューチャーのブラウン博士(ドク)の吹替版の声も担当しています。

ディズニー映画にも多く出演しており、リトルマーメイドの「バイアル博士」や、 ティンカー・ベルと月の石の「トロール」、 ライオンキング3の「マックスおじさん」、 101匹わんちゃんの「ジャスパー」などです。

ミッキー乗車が見れたらラッキー

お土産にプラレール

もし、ウエスタンリバー鉄道の思い出として、男児へのお土産を買うなら、プラレールがおすすめ。
ウエスタンリバー鉄道仕様のプラレールになっており、レア感満載です。
トイストーリーとコラボしたウエスタンリバー鉄道プラレールも人気です。

待ち時間が常に少ない

ウエスタンリバー鉄道は、一度に140人乗れるため、回転率が良いです。
一見、行列になっていても、意外とすぐ乗れます。
電車の椅子に座ってのんびり車窓を楽しむアトラクションなので、 ちょっと歩き疲れたというときの休憩として利用するのもオススメです。
1周15分ですが、混雑具合に応じて、複数の列車が走っている為、常に混雑しないように工夫されています。

待ち時間の目安

曜日 時間 待ち時間目安
土日祝 14:00~16:00 約30分
上記以外 約15分
平日 14:00~16:00 約15分
上記以外 約5分