カリブの海賊

カリブの海賊

ディズニー映画「パイレーツオブカリビアン」のキャプテン・ジャックスパロウたちも見ることができる 20人乗りのボートによる探検

カリブの海賊のセリフ和訳一覧  

定員 1台20名
所要時間 約15分
人気度 ☆☆

映画パイレーツオブカリビアンの世界

小さいお子さんには、強いお勧めしないのですが、小学生以上を含む大人の方には強くお勧めしたいアトラクションです。
ものすごく待たされることもなく、お金をかけたアトラクションだけあって、かなり凝っており、建物内部も広く感じます。

ボートの上を飛びかう砲弾、巻き上がる水しぶき、怒鳴りあう海賊たちの荒々しい声。
何度体験しても、いつも初めて味わうような興奮につつまれる大迫力のアトラクションといえば「カリブの海賊」。
ディズニー映画「パイレーツオブカリビアン」を元に作られたアトラクションといわれますが 実は、アトラクションの方が先にできていて、映画が上映された後、リニューアルされて今の形になっています。
その為、映画を元に作られているというのは、違いますがある意味正解です。
この映画を見たのであれば、ところどころで知っている人物、知っている場面を見ることができるので面白いですよ。



比較的空いているアトラクション

回転率がいいのか、比較的空いているアトラクションです。
私がクリスマスシーズンの3連休という混むときに行ったときでさえ、 時間によっては待ち時間なしのときがあったくらいです。 ですので、時間の合間を見つけて入るとよいでしょう。
入口に近いので、午前中に混む傾向があります。できれば遅い時間にどうぞ。

ブルーバイユー・レストランから見える

20人乗りのボートに乗って進むタイプのアトラクションです。
これだけの人が乗るので、一番前の列に座れれば一番見やすいですが、どこに座ってもよく見えます。

怖いイメージがあるかもしれませんが、出だしで、急降下が1回あり、安全バーのたぐいはないので けっこうびっくりする人が多いです。 この後、このような急降下がいつくるかいつくるかと待ち構えるのですが 序盤の1回のみで、そのあとはのんびりすすみます。

乗ってすぐのところで、右手に人気レストラン『ブルーバイユー・レストラン』が見えます。
レストランを通過した後に、頭上にしゃべるガイコツが現れます。
ボートが滑り落ちることにより、海賊が滅んだ直後の世界にタイムスリップします。

リアルな人形たち

農村を通り、海賊の骸骨や、海賊が守る金銀財宝を観ます。
その後、砲台撃ち合いの場面となります。
これがけっこうリアルで迫力があり、水中に火玉がのぼるほどです。

そして、ジャックスパロウの居場所を聞き出そうと、港町の治安判事を井戸に吊るして拷問する海賊たちを観ます。
その後、略奪した女性を我が物にしようと、海賊達がオークションを開きます。
その後、仲間が町に火を放ち、町が火事になります。 その火事がまたリアルです。
最後は、我々ゲストに向かって発砲してくる海賊達に会い終わります。

人形一つ一つがリアルで、よく観ると、蛍が飛んでいたりと、細かいところまでこだわりが感じられて、 乗るたびに新しい発見がありそうです。

この財宝欲しさに海賊が戦いをやめないのですね。


映画パイレーツオブカリビアンでもおなじみ 幽霊船の船長デイヴィジョーンズが語りかけてくる恐怖のシーン


最後のシーン。
財宝を手に入れたジャックスパロウが勝利の美酒に酔いしれるシーン。 この勝ち誇った表情がたまらない。

ボートにはそれぞれ女性の名前が付いている

カリブの海賊には、約40隻のボードがありますが、それぞれに名前が付けられており、 ボード前方外側に、「Marianne(マリアンヌ)」、「Isabella(イザベラ)」等のネームプレートが付けられています。
これは、昔 海賊が海の航海の無事を祈って惚れた女の名前を船につけた慣習を再現したものだそうです。
カリブの海賊のボート女性名一覧を作成しましたので、興味のある方はどうぞ。
カリブの海賊のボート

ホールに飾られている肖像画は実在する海賊

カリブの海賊のアトラクションの建物に入ると、左側に混雑時にしか使われない部屋があります。
その部屋に飾られている下の肖像画は、19世紀のカリブ海で活躍した実在の海賊で、「ジャン・ラフィット」という人物 だそうです。
ジャン・ラフィットの父はフランス人のロープ職人で、母はスペイン人という家庭に、三男として生まれました。
イギリスとアメリカの戦争の際、アメリカに味方し、アメリカの勝利に貢献したのだという。
また、紳士海賊というあだ名も持つほど、相手を無駄に殺さない一面ももっていたのだという。
アニメ「ワンピース」に登場する黒ひげ海賊団にいるラフィットも、この「ジャン・ラフィット」がモデルとも言われています。


ジャン・ラフィットの左側には、奥さまの「マデリーン・レガウド(Madeline Regaud)」の肖像画も飾られています。
マデリーンは、フランス人移住者で、ジャン・ラフィットとは1820年頃に結婚したといわれています。

ラフィットの船着き場

カリブの海賊のボートの乗り場から、ボートに乗りますが、乗ってから上を見上げてみて下さい。
そこには、木製の看板が掲げられており、「LAFFITES  LANDING」の文字があります。
和訳で、「ラフィットの船着き場」となります。

カリブの海賊のアトラクションのためにボートに乗っている人は見えないのですが、 「ブルーバイユーレストラン」から、カリブの海賊の乗り場を見ると、乗り場自体が家になっています。
家からボートに乗っているように見えます。
この家、実は、実在した海賊の船長、「ジャン・ラフィット」の家なのです。

スタート直後に流れ星が観れればラッキー

カリブの海賊のボートに乗って、スタートすると右手にブルーバイユーレストランが見えてきますが そのとき上を見上げると、たまに流れ星が観えることがあります。
それが観れればラッキーです。 1分に1回程度見れるそうですが気を付けてみていないと分からないです。
もし、どうしても見たい場合は、ブルーバイユーレストランで食事をして、カリブの海賊のボートの方角を見ていると 流れ星を少し見ることができます。

赤ちゃんは乗れるか?

カリブの海賊って、身長制限や年齢制限がない代わりに、 公式ページには、下記の通り記載されています。

補助なしで座れることが必要

なんとも微妙な表現です。
基準は、ボートが揺れても、自分の力で座っていられるかどうかのようです。
ですから、0歳の赤ちゃんでは難しいと思います。
1歳、2歳であれば、なんとか1人で座らせて、親が支えてあげることになると思います。
ちょっとした急下降があるので、しっかり腰を支えてあげる必要があります。

ただし、内容的には、1歳、2歳、もっと言うと、3歳、4歳あたりまでは怖い内容に感じると思います。
暗くて、ガイコツがでてきたり、海賊が出てきたり、ピストルの打ち合いがあったりしますしね。
あまり赤ちゃん向きではないとは思います。

カリブの海賊の歌「Yo Ho」

カリブの海賊で流れてくる曲は、「Yo Ho(ヨーホー)」というものです。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」でも流れていた曲なので知っている方も多いのではないかと思います。
しかし、「ヨーホー、ヨーホー」以外は、何を言っているかわからない人が多いと思います。

「Yo Ho」の歌詞一部

Yo ho yo ho a pirates life for me.
We pillage,plunder,We rifle,and loot.
Drink up me ‘ear-ties yo ho.
We kidnap and ravange and don’t give a hoot.

ヨーホー、ヨーホー、俺には海賊の暮らしが似合う
略奪や強盗で、全部奪って荒らすぜ
親切心はとっくに飲みほしちまったぜ、ヨーホー
誘拐や破壊なんておかまいなしさ

「Yo Ho」の歌詞は怖い

歌詞の一部を紹介しましたが、最後の「誘拐や破壊なんておかまいなしさ」は怖くないですか?
この曲の歌詞を思い浮かべながらアトラクションを見ると、女性を追い回すシーンがあって、ちょっと怖くなります。
あんだけ陽気に歌っているから、深く考えなかったら楽し気に追い回しているようにも見えるんですけどね。

カリブの海賊4コマ漫画

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